📖【小説】Paarma:『馬あぶ』フィンランド語版
図書館から借りた電子ブックです。
電子ブックだから新しい本だと勝手に思っていました。まあ、確かにフィンランド語の新訳版ということで確かに新しい本ではあるのですが、原作の出版年は1897年!! もう「古典」レベルですね。それなのに、この著者の名前さえも全然知らなかった…
なお、この作品の日本語訳は『あぶ』という書名で1981年に出版されています。
ベルリンで作曲とピアノを学び、イギリスにもどったあとはロシア語を学びます。
そんな彼女の初期の文学界での活躍は、翻訳家として。その後、小説家として活躍することになります。
彼女の代表作が、この『Paarma(The Gadfly)』なのだということです。
《参考ウェブページ》
Nordbooks
Ethel Lilian Voynich – Wikipedia
電子ブックだから新しい本だと勝手に思っていました。まあ、確かにフィンランド語の新訳版ということで確かに新しい本ではあるのですが、原作の出版年は1897年!! もう「古典」レベルですね。それなのに、この著者の名前さえも全然知らなかった…
Paarma
Paarma 著者:Ethel Voynich 訳者:Tuomo Klint 出版:Nordbooks, 2017年 |
この作品について解説しているブログを見つけました。私がここに下手に内容をまとめるよりも、そのページをご覧いただいたほうが絶対いいと思います。ということで、内容に興味のある方は、このウェブページ⇒ E・ヴォイニッチ『馬あぶ』 : 中野友加里応援ブログ (Yukari Nakano Fan Blog) :Go, Yukarin! をご覧くださいませ。
文学作品を深く読みとるのは苦手。そんな私には、この作品がイタリア統一運動を描く名作の一つだといわれても、「ふ~ん、そうなの…」としか言えません。
カトリック教の偽善によって苦しめられた青年が、宗教を否定しながらも神父である実の父親に自分を子として認めてもらいたいと願う…私には、そういう話に思えました。
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文学作品を深く読みとるのは苦手。そんな私には、この作品がイタリア統一運動を描く名作の一つだといわれても、「ふ~ん、そうなの…」としか言えません。
カトリック教の偽善によって苦しめられた青年が、宗教を否定しながらも神父である実の父親に自分を子として認めてもらいたいと願う…私には、そういう話に思えました。
"Paarma"の意味
paarma は、アブ のこと。この作品の原作である英語の書名は『The Gadfly』。その直訳ではありますが、英語の gadfly に「(権力者などに)うるさく言う人(by ウィリアム英和辞典)」という意味がある一方で、フィンランド語の paarma にはその意味はないと思われます。なお、この作品の日本語訳は『あぶ』という書名で1981年に出版されています。
著者について
Ethel Voynich(エセル・ヴォイニッチ 1864年~1960年)はアイルランド生まれの作家・音楽家。父親は数学者ジョージ・プール。母親は探検家ジョージ・エベレストの孫 Mary。ベルリンで作曲とピアノを学び、イギリスにもどったあとはロシア語を学びます。
そんな彼女の初期の文学界での活躍は、翻訳家として。その後、小説家として活躍することになります。
彼女の代表作が、この『Paarma(The Gadfly)』なのだということです。
《参考ウェブページ》
Nordbooks
Ethel Lilian Voynich – Wikipedia
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