📕【小説】Kana joka tahtoi lentää:『庭を出ためんどり』フィンランド語版
今回も図書館から借りた電子ブックです。
原作はハングル語。フィンランド語版が出版されたのは2年前のようですが、日本ではすでに2003年には翻訳・出版されたみたい。韓国と日本…さすがはお隣同士。
卵を産む為の鶏として檻の中で飼われていた Tähkä(←フィンランド語での主人公の名。意味は「穂」)が夢に見ていた檻の外での生活。危険が隣り合う暮らし。他の庭の生き物たちにも受け入れられない。それでも淡々とたくましく生きていく Tähkä。…そんな Tähkä の物語です。
フィンランド語版の表紙にはこんな言葉が書かれています。
日本語版もあるしそんな長い話じゃないので、読んでみて損はないんじゃないかなあ…。
kana:めんどり
joka:(関係代名詞 単数主格)
tahtoi:tahtoa 望む の3人称単数の過去形
lentää:飛ぶ
つまり書名の意味は『飛びたかっためんどり』。
原作は『마당을 나온 암탉(Madangeul naon amtak)』です。だたし、フィンランド語版は原作かららの直接の翻訳ではなく、Kim Chi-Youngによる英訳版『The Hen Who dreamed She Could Fly』からの翻訳。
フィンランド語版の書名は、この英訳版から受け継いだもののようです。
ところで、フィンランドのこの本の出版社のページ(下記《参考ウェブページ》参照)に、この作品に関しての著者へのインタビュービデオが紹介されていました。YouTubeのものだったので、ここにそのまま埋め込んでおきます。韓国語+英語字幕です。
《参考ウェブページ》
原作はハングル語。フィンランド語版が出版されたのは2年前のようですが、日本ではすでに2003年には翻訳・出版されたみたい。韓国と日本…さすがはお隣同士。
Kana joka tahtoi lentää
Kana joka tahtoi lentää 著者:Sun-mi Huang 訳者:Hilla Hautajoki イラスト:Nomoco 出版:Sitruuna Kustannus, 2016年 |
卵を産む為の鶏として檻の中で飼われていた Tähkä(←フィンランド語での主人公の名。意味は「穂」)が夢に見ていた檻の外での生活。危険が隣り合う暮らし。他の庭の生き物たちにも受け入れられない。それでも淡々とたくましく生きていく Tähkä。…そんな Tähkä の物語です。
フィンランド語版の表紙にはこんな言葉が書かれています。
Toisinaan vähäpätöisimmät hahmot tekevät sankarillisimmat matkat副題というわけでもないみたい。でも、このお話はそんな話です。
時に、最も取るに足りないような者たちが、最も英雄的な旅をする
日本語版もあるしそんな長い話じゃないので、読んでみて損はないんじゃないかなあ…。
"Kana joka tahtoi lentää"の意味
それぞれの言葉の意味です。kana:めんどり
joka:(関係代名詞 単数主格)
tahtoi:tahtoa 望む の3人称単数の過去形
lentää:飛ぶ
つまり書名の意味は『飛びたかっためんどり』。
原作は『마당을 나온 암탉(Madangeul naon amtak)』です。だたし、フィンランド語版は原作かららの直接の翻訳ではなく、Kim Chi-Youngによる英訳版『The Hen Who dreamed She Could Fly』からの翻訳。
フィンランド語版の書名は、この英訳版から受け継いだもののようです。
著者について
Sun-mi Hwang (1963年~)は、韓国の作家。今までに、40余りの作品を世に出しています。ところで、フィンランドのこの本の出版社のページ(下記《参考ウェブページ》参照)に、この作品に関しての著者へのインタビュービデオが紹介されていました。YouTubeのものだったので、ここにそのまま埋め込んでおきます。韓国語+英語字幕です。
《参考ウェブページ》
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