📘【絵本】Päivä Muumimaailmassa:ムーミンワールドで過ごした日の思い出
ムーミンワールドは、フィンランドの南西部にあるナーンタリ市の小さな島にあります。そのムーミンワールドについて知りたくて、この本を借りてみました。
書名だけで選んだ本。本のジャンルがよく分からないけれど、「絵本」というのが妥当かな? 文字よりは絵、絵よりは写真が多い本です。
夏にいとこたちとムーミンワールドに行った兄弟たちが、楽しかったその日の出来事について語っていきます。
イラストもありますが、大部分はムーミンワールドで撮られた写真。ムーミンやスナフキンなど、おなじみのキャラクターたちも一緒ですよ。
大人が一人で読んで面白いと思える本ではないけれど、小さい子と一緒に読んだら楽しいかもなあ。
Kukapa は、kuka 誰 という疑問代名詞に、強意の付加詞 -pa が付いたもの。arvannut は、動詞 arvata 推測する・予測する の過去分詞。ここでは olisi といっしょに使われ、条件法完了となっています。うまくニュアンスを表せないのだけれど、Kukapa olisi arvannut をあえて訳せば「誰が予測できただろうか?」
"Kukapa olisi arvannut..."は、おそらく本の中にある文章から一部を取り出したもの。その文章全体は
ところで、このナーンタリにあるムーミンワールドは、どちらかというと小さい子供を対象にしたテーマパーク。日本人の方たちもたくさん訪れているようですが、実際に行ってみてどんな感想をいだくのでしょう? 興味のあるところです。
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書名だけで選んだ本。本のジャンルがよく分からないけれど、「絵本」というのが妥当かな? 文字よりは絵、絵よりは写真が多い本です。
Päivä Muumimaailmassa -"Kukapa olisi arvannut..."-
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Päivä Muumimaailmassa -"Kukapa olisi arvannut..."- 著者:Riina ja Sami Kaarla 出版:Tammi 2014年 画像元:Päivä Muumimaailmassa|Tammi |
夏にいとこたちとムーミンワールドに行った兄弟たちが、楽しかったその日の出来事について語っていきます。
イラストもありますが、大部分はムーミンワールドで撮られた写真。ムーミンやスナフキンなど、おなじみのキャラクターたちも一緒ですよ。
大人が一人で読んで面白いと思える本ではないけれど、小さい子と一緒に読んだら楽しいかもなあ。
"Päivä Muumimaailmassa -"Kukapa olisi arvannut..."-"の意味
päivä は日のこと。単数形なので一日のことですかね。Muumimaailmassa は Muumimaailma ムーミンワールド(Muumi ムーミン + maailma ワールド)の内格。つまり、Päivä Muumimaailmassa は、「ムーミンワールドでの一日」。Kukapa は、kuka 誰 という疑問代名詞に、強意の付加詞 -pa が付いたもの。arvannut は、動詞 arvata 推測する・予測する の過去分詞。ここでは olisi といっしょに使われ、条件法完了となっています。うまくニュアンスを表せないのだけれど、Kukapa olisi arvannut をあえて訳せば「誰が予測できただろうか?」
"Kukapa olisi arvannut..."は、おそらく本の中にある文章から一部を取り出したもの。その文章全体は
Kukapa olisi arvannut, että Muumimaailmassa olisi niin paljon tekemistä! (p.10)
(ムーミンワールドでこんなにもたくさんすることがあるなんて、誰が予測できただろう!)
ところで、このナーンタリにあるムーミンワールドは、どちらかというと小さい子供を対象にしたテーマパーク。日本人の方たちもたくさん訪れているようですが、実際に行ってみてどんな感想をいだくのでしょう? 興味のあるところです。
著者について
この本の著者(イラスト担当?)は Riina Kaarla と Sami Kaarla。おそらくご夫婦。この本の他にも、小さな子供向けのムーミンの本を出しているようです。

お久しぶりです!Musta kahviです。
返信削除ムーミンワールドに行った大人の感想ですが、日本のテーマパークを想像して行くと、もの足りなく感じるのではないでしょうか。
私が行ったのは午後からオープンの時でしたが、開園から閉園まで6時間しっかり楽しんできました(ビュフェで食事をしたり、カフェでコーヒーを飲んで休んだり、絵はがきを書いて園内の郵便局で出したりもしましたが)。
楽しめるかどうかのポイントは「思い切り童心に帰れるか」だと思います。
私のパートナーも「もの足りない」と言いながらけっこう楽しんでいました。
また、フィンランド語を学習していると、見かけたキャラクターにフィン語の名前で呼びかけて(スニフでなくニプスというように)一緒に写真を撮ったり、ショーやお遊戯は聞き取りの練習として見たりと違った楽しみかたができました。
閉園時間、子どもたちがムーミンたちとお別れするときにみんな泣いているのを見て、パートナーは「フィンランドの子どもたちはなんて純粋なんだ」と感動していました。
コメントありがとうございます!
削除やっぱり物足りないですかね…
あそこは、トーベ・ヤンソンさんご自身の希望で、乗り物のようなアトラクションは作らない、という方針があるようです。もとの自然を破壊しないということも考慮されているらしいです。
そんな方針自体が、日本のテーマパークとはそもそも違うのかもしれませんね。
でも、Musta kahviさんたちは楽しまれてきたとのこと、よかったです。
せっかくムーミンワールドに行って、感想が「がっかり」じゃ悲しいですから。
日本にも何やらムーミンのテーマパークができるそうですね。
どんなパークになるのかしら。