あやふやに覚えていた言葉とか、知らなかった言葉とか…
そういうのに今でもしょっちゅう出会います。

記憶力がかなり悪い私です。でも、ブログ記事として取り上げれば多少は記憶に残りやすいのではないかと期待して、ここにそういう言葉についても書きとめていくことにしました。

ボビンレース

ボビンレース、あるいはボビンレースを織ることnypläys といいます。これは名詞。

ボビンレースを織るを意味する動詞は nyplätä

ところが…

ボビン

ボビンレースで使われる、このようなボビンのことは nypylä というのです。


nyplätä とか nypläys という言葉に倣って、ボビンのことをうっかり nyplä といいたくなりますが、それは間違い。ボビンはあくまで nypy。p のあとに y が入ります。

この事実に気づいたはごく最近の話。いかに単語を中途半端に覚えていたかってことですよね。反省…

ボビン?!ポーランド語?!

ちょっと蛇足になりますが…

nypylä というのは、ボビンレース用のボビンに限られ、一般には puola というのがボビンのこと。

ついでにいえば、フィンランド語にはボビンとは全く関係のない puola という言葉もあります。意味はポーランド語。さらに、最初の文字を大文字にし、Puola と書けば、これはポーランドのことです。