インターネットを使って借りることができる図書館の電子ブックを物色していて、この本を見つけました。



100 kissaa, kollia, kattia ja kisua
著者:NEN
出版:Arktinen Banaani  2015年

表紙のとぼけた絵に誘われまして、さっそく借りたのでした。

いやあ便利です、電子ブックって。インターネット上で図書館カードの番号とキーワードを打ち込めば、すぐに手元に届くのですから。そして、借り出し期間が終われば勝手に返却されます。返し忘れて罰金、ということはあり得ないわけですね。ありがたいことです。


100 kissaa, kollia, kattia ja kisua

本の内容の話の前に、今回は書名からチェック。

"100 kissaa, kollia, kattia ja kisua" の意味

100という数があるので、その後に続く名詞 kissaa・kollia・kattia・kisua、どれも単数分格形です。これらの単数主格はそれぞれ kissa・kolli・katti・kisu。

  • kissaネコのこと。ネコの意味で使われる単語の中では、いちばん一般的なものでしょう。
  • kolliオスネコのこと。
  • kattiネコのこと。スウェーデン語か英語(cat)がフィンランド語化したものでしょうかね。
  • kisu:これもネコのこと。

あえて訳せば「100のネコとオスネコとネコとネコ」!?…ではわけが分からなくなってしまうので「100(種)のネコ」でもいいですかね。

言葉に隠された100種のネコ


1ページにつき、1種のネコが描かれています。ちょうど、冒頭にある表紙の絵のように。その表紙の下のほうには フィンランド語の単語である naulakollinen って言葉が書かれています。この単語をよ~く見てみると、ネコが見つかりませんか?
そう、表紙の絵は naula kolli nen というネコ?なんです。

もう一つ他の言葉を例に挙げると、例えば pankissa(銀行で)。ここにもネコがいるのが分かりますか?そう、pan kissa。

そんなふうに、ネコが隠れている言葉が100個、そしてそれぞれにネコのイラストがついています。

何のことはないダジャレの世界なんですけれど、言葉の意味とひょうきんなネコのイラストがあいまって、なんか笑える…

それにしても、フィンランド語には、ネコが隠れている単語がたくさんあるものなんですねえ。

著者について

著者は NEN。ペンネームですね。NEN さんがどのような方なのかの情報はみつかりませんでした。でも、ホームページを見つけましたよ → NEN sarjakuvat | A&B | Eläinsanasto | Miettinen | Mykkänen | Sinkkupaneeli | 99 kissaa

作品が紹介されていて、なかなか笑えます。99 kissaa という作品群もあります。今回私が借りた本は、どうやらこの 99 kissaa の続編のようです。


蛇足ですが、NEN さんのホームページにもこんまりさん関係の作品がありました。こんまりさんの本の表紙のパロディ版です。

出版社のページで紹介されているもとの本はこれ → KonMari – Iloa säkenöivä järjestys - Bazar Kustannus

パロディ版はこちらです → Joulun suosituimmat kirjalahjat osa 1 | NEN sarjakuvat