Särkänniemen delfinaario, esitys käynnissä
(サルカニエミのドルフィナリウム ショー進行中)
撮影:Kanerva Teuvo,  1985~1986年
画像元:Särkänniemen delfinaario, esitys käynnissä | Museovirasto - Musketti | Finna.fi
ライセンス: CC BY 4.0 

フィンランドの新聞 Helsingin Sanomat のニュースサイト( Uutiset | HS.fi )に、こんな ↓ ニュースが掲載されていました。

「イルカや数十羽のペンギンが、日本で7か月前に閉鎖されたマリンパークに取り残された」…犬吠埼マリンパークの話です。

1月末に閉鎖されたマリンパークに残されている生き物たちについて書かれています。どうやら毎日新聞( Dolphin, 46 penguins left at shuttered aquarium in Chiba - The Mainichi )と、The Guardian の記事( 'Sick to my stomach': dolphin and penguins locked in derelict Japan aquarium | World news | The Guardian )がもとになっているようです。

ニュースの内容自体は、日本でも報道されている事かと思われるので、ここには特に書きません。でも、イルカのハニーに関連して書かれている最後の数行だけ紹介しておきます。おそらく、日本のニュースではこんなこと書かないでしょうから。
Honey on ollut merimaailmassa vuodesta 2005 saakka, jolloin se otettiin kiinni Japanin Taijista. Taiji tuli tunnetuksi alueen julmasta delfiininmetsästyksestä, jota kuvattiin Oscar-palkitussa The Cove -dokumenttielokuvassa vuonna 2009.
ハニーは、日本の太地で捕獲された2005年からマリンパークにいます。 太地は、2009年にアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した映画『ザ・コーヴ』で、残酷なイルカ捕獲が行われる地域として知られるようになりました。 

追記:冒頭の写真にあるドルフィナリウムは、タンペレにあったもの。2015年に閉鎖されました。閉鎖当時ここにいたイルカたちは、のちにギリシャに引っ越しました。

ドルフィナリウムというのはもう、時代遅れなのかもしれません。考えてみれば、娯楽のために動物を確保して見世物にするって、一昔前のサーカスで、変わった様相の人たちを見世物にしたのと同じようなことなのかも。