絵本…といっても、電子ブック。今どきは、小さい子どもへの読み聞かせの本も電子ブック化されているんですねえ。

Lumiukon maa: Hullunkurinen porkkana

今回の写真は、私が電子ブックを読むときに使っている機器で見たこの本の表紙。図書館の電子ブックは、この年季の入った iPad に図書館既定のソフトを入れて読んでます。(年季が入りすぎて、ホームボタンがうまく作動しないことが多々あるため、画面にもホームボタン付けてます)

Lumiukon maa
- Hullunkurinen porkkana -
著者:Hilander & Maygood
出版:Hima Light, 2011年

雪の国に住む雪だるま家族の話。

ある日、子どもの Huurre と Hiutale が、オレンジ色のものが雪から顔をだしているのを見つけます。よく見るとそれは、ミニニンジンでした。ニンジンといえば、雪だるまの鼻!!

雪だるま家族はそのミニニンジンを使って楽しい一日を過ごします。

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幼児への就寝前の読み聞かせのための作品。短くてほんわりしてます。絵も楽しい。それだけに、電子ブックなのがもったいない。こういう本は、大判の絵本のほうが楽しめそうな気がします。

もっとも、ちょっと興味本位でこうして借りて目を通すには、電子ブックは便利ですね。電子ブックだと何回借りても、本が傷まないっていう利点もあるかな。

"Lumiukon maa: Hullunkurinen porkkana"の意味

それぞれの単語の意味です。
  • lumiukonlumiukko 雪だるまlumi + ukko 爺さん・男)の単数属格
  • maa
  • hullunkurinenへんてこ
  • porkkanaニンジン
つまり「雪だるまの国: へんてこなニンジン」。

著者・出版社について

この本を出版しているのは、Hima Light っていう会社。でも、そこは出版社ではなくて、どうやらグラフィックデザインの会社らしい。そういう背景もあるのか、この『Lumiukon maa』には紙版はなく、電子ブックのみ。

著者についてもよくわからないのですよ。本に明記されているのは明らかにフルネームじゃないけれど、それがペンネームなのか苗字なのかも、私にはわかりませぬ (-_-;)